防炎シートとは?

防炎シートという物を皆さんは御存知でしょうか?
建設工事や補修工事などが行われている現場で、周囲に白やグレーや緑のシートが張られているものがそれです。
防炎品には消防法で定められている「防炎物品(消防法に基づき使用義務化されている品)」と、
消費者の立場に立って防炎製品認定委員会が防炎性能等を認定した「防炎製品(消防庁による指導・推進品)」があります。
弊社の販売している防炎シートは、上記のうち「防炎物品」になりその中でも「工事用シート」に分類されます。
シートの他にも不特定多数の人が出入りする施設・建築物で使用されるカーテン・じゅうたん、劇場等で使用
される舞台幕等も「防炎物品」の使用を義務づけられています。

◎防炎Ⅰ種、Ⅱ種とは?
防炎シートには種類があり、下記に記載しているように項目ごとに基準があります。

(1)縦・横各々3個の試験片の測定値について引張強さx伸びの値を求め、各々の平均をその方向の
引張強さx伸びの値とする。
(2)縦・横各々に対応する方向の引張強さの測定値に対する割合。
(3)融着、縫製などによるシート材相互の接合で、縦、横各々の接合部のそれに対応する方向の引張強さの
測定値に対する割合。
(4)Lは、はとめ間隔(mm)
(5)シートの質量が450g/㎡以下のもの。
(6)シートの質量が450g/㎡越えるもの。
※JIS A 8952 より抜粋

上記の様に数値上の違いはありますが、大まかには下記の様に覚えておくと分かりやすいですよ!
大きくはシートそのものがもつ強度(引張り・引裂き・ハトメ強さ等)で分類されています。
Ⅰ類…シートだけで物が落下した際に受け止める強度を持つもの。
Ⅱ類…シートだけでは物が落下した際に受け止める強度を持たないため、金網等との併用をするもの。
御客様のご要望に合わせた材質や規格サイズの別注品も承っております。

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