2025.05.28

2024年度 SDGs活動の振り返り

働きがい・環境・CO₂削減への挑戦と実践

当社では、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づき、「人」「環境」「社会」への責任を果たすための取り組みを継続しています。
2024年度は、3つの主要テーマに沿って、具体的な施策と改善活動を実施しました。今回は、それぞれの取り組みの内容をご紹介いたします。

■ 社内研修の見直し・体系化

新入社員(中途・新卒)向けの導入研修について、目的や内容の再設計を行い、より実践的で一貫性のある研修プログラムを構築しました。

社員アンケートや部署ごとのヒアリング、会議での意見交換を通じて、多様な視点を反映。今後も継続的に内容をアップデートし、社員の成長支援と組織力の強化を図っていきます。

■ 社内文庫コーナーの設置

社員の持ち寄りによってスタートした社内文庫コーナーには、合計45冊の多様なジャンルの書籍が集まりました。

知的好奇心を刺激し、学びの場としての活用が期待されるので、より多くの社員にとって親しみやすい場となるよう、

利用促進に向けた取り組みを今後も進めていきます。

■ 産業廃棄物用ECOバッグの販売(再生原料80%のフレコンバッグ)

CO₂排出削減につながる「再生原料80%使用」のフレコンバッグを開発し、9月~3月の期間で10,000枚の販売を目指しました。(実績6,490枚)

商品の販売活動においては、該当商品を使用している業種・業界の絞り込みやチラシ作成・配布など新たな営業手法にも挑戦することができました。

既にお取引のあるお客様はもちろんのこと、新たなお客様への周知活動、営業活動の新たな可能性を広げる成果も得られました。

■ 輸入商品の副資材削減

当社の取扱商品である軍手のラベル削減、ブルーシートやフレコンバッグの過剰包装(OPPテープ・PPバンドの使用量)の削減などを通して、環境負荷の低減を目指しました。

今後も既存商品の再検討、新商品の開発時には梱包資材の選定から見直しを行い、より環境に優しい流通を目指していきます。

■ バイオマスインキ使用ラベルの比率拡大

3アイテムのラベルをバイオマスインキに切り替え、印刷におけるCO₂排出量の削減に取り組みました。

デザインも刷新され、商品の訴求力向上にもつながる結果となりました。今後もさらなる対象商品の拡大を視野に入れて取り組みを継続してまいります。

■ 社内ごみの削減(ペーパータオル使用量削減)

「手拭きは自身のハンカチ・タオルで」という社内キャンペーンを通じて、ペーパータオルの使用量を30%削減することができました。

身近なSDGsアクションの実践により、社員一人ひとりの環境意識の向上につながりました。

継続的な取組として、今後もこの活動を推進し、社内文化として根付かせていきます。

今後に向けて

昨年度のSDGs活動を通して、「できることから始める」ことの大切さと、取り組みがもたらす影響の大きさを改めて実感する一年となりました。

私たちはこれからも、働きやすい職場づくりと、地球環境に配慮した製品開発・運営を継続し、持続可能な未来づくりに貢献してまいります。