2017.11.14

クリーンルームの役割

クリーンルームについて

クリーンルームとは空気中の塵埃や細菌を取り除き、清潔な状態を維持している部屋のことです。
工業用品や、医療、食品、有害物質等を取り扱う作業をする場合に使用されます。

使用される場面として、精密機器や半導体などの工業用品の製造現場、異物混入を防ぐための食品工場など製造に関わる現場があります。手術室や感染症防止といった医療分野でも使用されており、その活躍は多岐にわたります。
安全や品質を守るためにクリーンルームは現代社会に必要不可欠な存在です。

空気の洗浄度

洗浄度には、クリーンクラスと呼ばれる基準が存在します。
使用用途に応じた設備がなされています。

おおよそのクラス目安は下記の通りです。
一般的なオフィス:500000~1000000
手術室:1000~100000
精密工場:100~10000

現場によって設定されている洗浄度には大きく違いがあり、その環境を保つため様々な対策がされています。

塵埃除去・発生防止の方法

  • 1.エアフィルタで空気を循環
  • 2.気圧の管理
  • 3.使用アイテムの制限
  • 4.入退出の徹底管理

このような仕組みで一定の環境が保たれています。

空気中の洗浄度は設備によっては、コントロール可能です。
しかしながら、その場所を使う人・服装等によって活用ができない、質が低下することにつながります。

クリーンルームの内での使用に適したアイテムが選定されているか、今一度確認をしてみましょう。

弊社では、クリーンルームにかかわる衛生用品も取り扱っております。
お客様のご要望に応じたご提案も可能ですので、お気軽に担当営業にお問い合わせください。