養生テープに緑色が多いのはなぜ?

養生テープをご存知ですか?
一時的な仮止め用として工事現場や引越作業などでよく使われるテープのことです。
意識してみると、街の至るところで使用されているのがわかると思います。
さて、この養生テープですが今でこそ青や赤もありますが圧倒的に緑色が多いのです。
なぜなのか調べてみました。

養生テープ

時代は昭和50年代後半まで、遡ります。
高度経済成長期を経て、国民の生活が豊かになりました。
「大量生産・大量消費の時代」から、機能や品質など消費者の満足が求められるようになってきました。
そのような中、梱包用の布粘着テープを仮止めの養生用として使っているという情報を入手した某テープメーカーは仮止めに適したあと残りしにくいテープを開発しました。
しかし色は梱包用テープと同じ茶色でした。
そして別のテープメーカーが梱包用テープに使われることがなかった明るい緑色の養生テープを売り出しました。
この色なら梱包用テープと間違えることがありません。
緑は工事現場では安全色として使われているようによく目立つ為どこを養生しているのかすぐわかります。
また、はがし忘れも防げます。
このような理由から緑色の養生テープは業界のスタンダードとなっていったのです。
当初は布だけだった基材も、ポリエチレンクロスのテープが開発され、現在では布は屋外、ポリエチレンクロスは屋内といったように用途に応じて使用されています。
弊社では布基材、ポリエチレンクロス基材、窓用などの弱粘着タイプ、軽梱包用など多数の養生テープをご用意しております。
詳しくは営業担当までお気軽にお問い合わせください。
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