土のう袋の祖先 「叺」とは?

「叺」とは?
皆様は「叺(カマス)」というものをご存知でしょうか。
カマスとは藁を編みこんだ「筵(ムシロ)」をふたつ折りにして、両端を縫って袋状にしたものです。
以前は、物資の運搬・野菜の保管などに幅広く使用されていました。

カマスの利用方法
カマスは湿気をよく吸収し通気性がよくものの保管に適しています。
そのためジャガイモや豆などの野菜や塩を入れて保存したり運搬したりする場合に使われていました。
さらに戦時中には、カマスに土を入れたものを積み重ねて、陣地を作っていました。
また、現在のように災害時の土砂崩れの防止用や洪水の防壁用としても使われていたようです。
その多機能さゆえに、日本では戦時中に小学生に冬休みの宿題としてカマス作りをさせたり、約30万枚のカマス製造を計画し労働させるなど、国を挙げてカマス作りに取り組んだこともあるそうです。

カマスから土のうへ
特に、カマスの中でも土を入れて使っていたものが、現在のいわゆる「土のう袋」のルーツだと考えられています。
産業や家庭でも幅広く使用されている”土のう袋”。
弊社でも、用途に合わせて様々なサイズや種類の土のう袋を取り揃えております。
ご利用状況に合わせて最適な商品を紹介いたしますので、営業担当者までお気軽にお問い合わせください。

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